入ってみなけりゃわからない

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東八道路沿いにある「三鷹天命反転住宅 」
東八道路を走っていると、その異様な形と色で人目をひいています。
はす向かいにマクドナルドに、ちょっと前まで子供スペースの遊具があったため、
滑稽に思えて、以前、ブログで、「料理と住居は、前衛はやだなー」とか言ってたんですが、
先日、こちらに住まわれている方と、ある打ち合わせをすることになり、訪れる機会がありました。
これまで写真では見たことがあったのですが、中に入るのは初めて。写真や間取り図で見て、
やっぱり住みにくいだろうなーとか思ってたのですが、
一歩入って、その考えがグルんと頭の中で「反転」したのでした。ビックリ。
まずこれまで、自分の中にあった「住居ってのはこういうものだ」という固定観念というものに気付かされました。で、それを飛び越えたものを体感した時、
質感とか、目が感じる快感とか、自分の感覚がいろいろと目覚めてくる感じ。
・・というのは文章で読んでいたけど、あーなるほどこういうことか。とわかりました。
ちょっと高いけど、住まなくても泊れるみたいですね。やあ、泊ってみたい。
http://www.architectural-body.com/mitaka/
こちらの住人曰く「泊れば泊るほど住みたくなる」とのこと。分かるような気がしました。
なので、「料理と住居は、前衛はやだなー」は撤回!


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先日高円寺での「原発やめてー」デモに参加、したかったけど夜ライブのため奥さんと子供だけ送り届けました。

今回の震災で、さすがに原発に恐怖を感じました。
ちょっと調べると、廃棄物、使い捨て労働者、コスト、環境への悪影響、利権・・・あまりに多くの問題を抱えたままの運用で、自分と子供たちの生存権を脅かしていた、という事がわかってきて、これまで情報としてはなんとなく触れていたけど、結果的に自分の生活には関係ないという態度でおりました。

が、これからもこのままの気持ちで生活していくことはできないと思いましたが、さて、では具体的にどうすればよいのだろうか。この意思は選挙の時だけ投票に生かせばそれで解決するのだろうか・・・そんな気はしないなー。

それでも、高円寺の現場に行くまでは
「デモなんかやっても何も変わらないだろう」
「自分は運動家ではないから、運動家と思われたくないから、参加したくない」
「一部の過激な活動家と一緒に声をあげても、逆効果なのでは?自分は少し意見が違うし。」
と思ってました。
しかし、高円寺のデモに集まった人を見ると、普通の人々。家族連れや年寄り、ミュージシャン・芸人(普通の人ではないか(笑))などなど。過激な行動ではなく、穏やかに集まっている。そして「原発は怖いのでやめてほしい」という意思表示を全員でしてました。その場をちょっとだけでも体感して、私の考えも変わりました。

「ただ集まったって変わらない」
と言う人もいます。僕もそう思ってました。
じゃあ、あなたは、そのかわりに何をしますか?何ができますか?ということかもです。それで、別の方法で意思表示できるなら、その人はそれをやるべきでしょう。ただ黙っていては何も変わらんです。
皆が意思を表示しないであいまいにしとくと、元の黙阿弥でおじゃる。

もちろん原発推進の考えの人もいるでしょう。そういう人は、原発がなくなることで、生活や生命の不安を感じるようでしたら、意思表示をしてデモなりなんなりすると良いでしょう。

この国ではデモはあまりポピュラーではなかったけど、今、中東あたりではデモが次々と国を変えています。フランスなんかではごくあたりまえの行動です。日本人はその力にあまり気付いていなかったのかもです。

現職の国会議員がこう言っているくらいだから、無意味ではないのだ。とちょっと心強く思った。↓
http://www.taro.org/2011/04/post-987.php