kobayashi takefumi

20世紀のハイカラ・ムービーが、21世紀のハイカラ・ミュージックを身に纏う―――。
時代を超えた“粋”“伊達”“洒落”をご覧あれ。
戦前の異国情緒あふれる横浜を舞台にした、無声映画の名作「港の日本娘」(1933年清水宏監督)。映画公開から70年以上を経た2003年、類いまれな才能を持った作曲家本田祐也(1977-2004)が第4 回東京フィルメックス委嘱作品として『組曲「港の日本娘」』を書き下ろしました。管打楽器を中心とした生演奏と組み合わせ上映し、無声映画に新たな命を吹きこみ、鮮やかによみがえらせました。
本公演は2003年に本田祐也の指揮の下、初演を行なったチャンチキトルネエドのメンバーを中心に、彼らと同世代の指揮者根本卓也を迎えての再演。
また、映画と同時代に建てられ、国登録有形文化財（建築）指定である富士見丘教会は、この作品のさらなる魅力が発揮される、またとない場所です。どうぞご期待ください。

音楽 本田 祐也 　
　
演奏
鈴木 広志（Sop.Sax ⁄ Alto.Sax）
江川 良子（Sop.Sax ⁄ Alto.Sax）　井上 梨江（Cl.）今込 治（Tb.）
東保 光 (Cb.）相川 瞳（Perc.）小林 武文（Perc.） 東 涼太（Sop.Sax ⁄ Ten.Sax）齋藤 寛（Picc. ⁄ Fl.）佐藤 秀徳（Tp. ⁄ Flg.）木村 仁哉（Tub.)　大口 俊輔（Pf.）　上原 なな江（Perc.）
根本 卓也（Cond.）

楽譜浄書 阿部海太郎

入場料 [全席自由]　前売3,500円　　当日3,800円
アーツカード・世田谷パブリックシアター友の会 3,200円（前売りのみ）
※未就学児童入場不可。全席自由・消費税込み